屋根のリフォーム
屋根材
屋根材には、粘土瓦、スレート、ガルバニウム鋼板などがあります。それぞれ、屋根の工法や住宅の状況、予算などを考慮して選ぶ必要があります。
粘土瓦
日本に古くから伝わる屋根材で、耐火性、耐久性、防水性が高いのが特徴です。メンテナンスの手間が少ないのですが、瓦のズレ、割れや剥がれなどの点検や漆喰部分のメンテナンスが必要となります。
スレート
薄い板状に加工した屋根材で、セメントに繊維素材を混ぜて加工した化粧スレートが主流となっています。スレートの素材には粘板岩を素材とした天然スレートもあります。化粧スレートは、安価で外壁とのコーディネートもしやすいため、建売住宅でよく用いられる屋根材です。
ガルバニウム鋼板
軽量のため、既存の屋根材の上から新しい屋根材を被せる「カバー工法」に適した屋根材です。金属製ですがさびにくく、他の屋根材に比べてひび割れにも強いため、外装材に適した素材です。一方で瓦などに比べて雨音が気になる場合があります。
- 以前の化粧スレートにはアスベスト(石綿)を使用していましたが、健康被害を受ける可能性があることや環境への配慮から、現在はアスベストを使用した化粧スレートは製造・使用禁止になっています。
工法
屋根の状態によってリフォームの方法は異なります。
部分的に劣化が起きている場合は「部分補修」、屋根全体の修理が必要な場合には、塗装、カバー工法、葺き替えなどがあります。破損などがなくても一般的には、10年程度経過で塗装、20年を経過した場合、カバー工法や葺き替えなどが必要となります。
塗装
屋根材がスレートやガルバリウム鋼板などの屋根に適した工法です。屋根の美観を保つだけではなく、塗膜によって屋根材を保護することができます。築20年以上の場合、屋根材が劣化していて塗装ができない場合がありますのでご注意ください。
カバー工法
既存の屋根の上に、新しい屋根材を重ねる工法です。野地板といわれる屋根下地の劣化が少ない場合に適しており、葺き替えに比べてコストを抑えることができます。なお、屋根材が瓦の場合には屋根重量が大きくなるため適していません。
葺き替え
今ある屋根材を撤去し、新しい屋根材を設置する工法です。痛みの激しい屋根に適しています。
屋根が部分的に劣化している場合には、棟板金や漆喰の補修をしたり、雨樋の部分的な交換など劣化箇所のみのメンテナンスで対応できるケースもあります。
塗装時塗料について
屋根塗装に用いる塗料は、含有している樹脂の種類によって、性能や特徴が異なります。
シリコン塗料は、コスト面ですぐれ、耐久性がある人気の塗料です。塗料メーカーの商品によって違いはありますが、耐久年数は6~10年程度とされています。
フッ素塗料は耐候性・防水性・防汚性に優れた高機能な塗料です。耐久性が高く、フッ素樹脂の含有率によって異なりますが、耐久年数の目安は10~15年程度とされています。
遮熱塗料は太陽光の赤外線を反射して、屋根表面の温度上昇を抑えられる塗料です。これにより、室内の温度上昇も抑えてくれるので、夏の光熱費の削減・節電などに効果があります。耐久年数は含有している樹脂の種類によって異なります。
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